「これが恋だなんて、誰に言えんだよ?」   
「私はおまえが欲しい」
「私はおまえを独占したい」
もう目をそらすこともできない。させてもらえない。
「三日間だけ、カケオチしようぜ。俺の○○○」
思い出のために与えられた期間は三日だけ。
この男の前では何もかも晒される。
誰かの心をこんなに近くに感じるのは初めてだった。
離したくねぇ、神さま・・・!
「いけ!今度会うときは敵と味方だ!容赦なんかしねぇからな・・・ッ!」
「こいつが食いてぇならいいんだよ。いつだって俺は食われてやる」
「こいつを殺さねぇでくれ。頼む。こいつは俺の、恋人なんだ」
この瞳に見られてるなら、俺きっとどこでだって生きていける。
「私はおまえさえいればいい」
「あんたがいなくなったら、俺は一秒も、生きてねぇ」
「行くんなら俺を食ってからにしてくれ」
この男のすべてをむさぼり食ってしまいたい。
この唇だけが自分の孤独を消してゆく。
この唇だけが自分の存在を鮮やかに浮かび上がらせる。
この唇だけが。
食べられたかった。今すぐ。この唇の中に溶け込んでしまいたかった。
世界が燃え尽きてしまうような烈しいキスを。
「リュウト、おまえから離れられない。どうしても・・・!」
こわれる。
俺たちはこわれてしまう。
こんなにも同じ気持ちで。
こんなにも同じ苦さを感じていて。
そして同じ気持ちでいるのを知って、こんなにも嬉しくて。
「もう、ぜったい離さねぇ。ずっといっしょに、いようぜ・・・!」

と某?が面白くないと言って貸してくれた本。
こんなかんじです。
密かに気に入ったんだけど(笑)

これをいろんな人に見せるのはどうかと思いますが。

コバルト文庫です。
名前を聞いたら分かる人が多いのではないでしょうか。こういうのを読んでいる人には。

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姫

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