学祭二日目

模擬店を出す日だった。
今年は作り置きができなかったがために
集合は朝8時15分阪六だった。
10時の学祭が始まる時間までにお店を出したかったから。
たとえそんな時間からカレーを食べる人がいないとしても。
後輩が栄養士の先生とかけ合ってくれたために
9時からだった調理室使用時間を8時半からに
早められた。
だけど学校に着いたらもう教務課かどっかの人達が作業を始めていて大人ってずるいなぁと思った。
学生はダメでも大人はいいんかい。
まあ、模擬店は1・2回生でするというので
任せて3回は展示の受付にいた。
受付は前日の続きで準備することが少なかったから
学校に着いてからはゆっくりできたんだけど
準備をしなければならないことをする時間になっても誰も動かない。
そのため一人でバタバタ走り回った。
まあ、お客さんが来始めたらする事があるけど。
走り回っていたおかげで後輩に使われるわ、親に捕まるわでそれもそれで忙しかった。
うちの親、3年連続できてるんだよ。
そんなに楽しいものとも思えないんだけどね。
売り上げに協力してくれるのはありがたいけどさ。
そのうち先輩も手伝いに来てくれて順調にいっているかに見えた。
でも甘かった。数を売ろうとしていたのだけど
量を多く入れてたようで売り上げはよろしくなかったのだ。赤字っぽいもん。
なぜか会計まで私がやっているので。今は。
実は最後の方具がなくなってルーだけのカレーになってたのです。
早くに食べた人は正解だよ。具なしってさみしいやん。
早くに売り切れたから片づけを始めるのも早かった。
展示の方は4時から片付けると言って文芸まで遊びに行ってたら4時を過ぎてしまった。（片付けると言ってあったので片付け始めてると思ってた）
なのにみんな座り込んでしゃべっていて片づけは何もしていなかった。
そこで撤収のかけ声をかけてとりあえず行動する。
展示は4つの教室を使っているからなかなか片付けるのはしんどい。
机を運ばなければならないので体力勝負なんだよね。
今年は1年生が頑張ってくれたから早くに片づいた。
最後に卒業された先輩や先生が持ってきてくれた差し入れを分けて終わりです。
私が「解散」と言った直後教室に残っていたのは先輩二人と私と3回1人だけだった。
何でこんなに早いんだろうね。若い子は・・・。
3回生二人はこれから帰る準備をしようとすることだったのに。
解散と言ってすぐには帰れる状態じゃなさげなのを見かねて先輩達が荷物を持ってくれた。
ごめんなさい最後まで迷惑を掛けてしまいました。

部長の割に立場が弱いです。
そのせいで注意ができなかったりしても聞いてもらえなかったりしました。
もっと強気で行けと先輩に注意されました。
でも後輩は怖いです。
うちらの常識が通用しないってさ。

なんか女子大に慣れたというか、染まってしまったというかで男の人が怖かった。
ヤバイよな・・・。